春に向けて身体と心を浄化しよう!

長い冬の寒さが段々と和らいで春の訪れを感じる3月。気持ちがワクワクする一方で花粉症をはじめ心身の不調を感じる方もいるのではないでしょうか。

今月はそんな季節の変わり目にオススメの浄化法をヨーガとアーユルヴェーダの教えをもとに紹介してみたいと思います!

〜陰陽のバランス〜
ヨーガやアーユルヴェーダには陰陽調和という考え方があり自然界だけではなく私達のカラダの中にも陰陽の要素は存在していて、陰陽のバランスというのは常に変化をしています。

なので、3月は冬の間ずっと優勢だった「陰のエネルギー」が少しずつ減り、「陽のエネルギー」が一気に増えはじめるので陰と陽のバランスが崩れてしまい、それが不調としてカラダやココロに現れてくるのです。

日常で出来るオススメの浄化法
ちなみに浄化法とは身体の中に溜まった老廃物や滞りをなくしエネルギーの流れをよくするため方法のことです•*¨*•.¸¸♪✧

●ネーティ(鼻うがい)
クラスでもよくオススメする鼻うがいは伝統的なヨガの浄化法の1つです。食塩をぬるま湯に入れて片方の鼻から流し込みor吸い込み、反対側の鼻もしくは口から出し鼻の内側を洗います。手では届かない鼻の奥の鼻腔に溜まった汚れが洗われとてもスッキリします。定期的に続けると首から上の病が消える、洞察力がつき気付きの力が上がる、第六感が鋭くなるなどと言われています。伝統的なやり方は朝一番に行いますが、現代の日常に取り入れやすいタイミングは花粉が多かった日の夜や鼻詰まり、風邪を引きそうな予感がする時などから始めてみるのが良さそうですね!

●カパラバディ(エネルギーの浄化)
鼻から強く息を吐くため、よく呼吸法と間違われるのですがこちらも伝統的な浄化法の1つです。鼻から息を吐く時に下腹部を内側に引き込みます。吸う息は意識せずに吐く息だけに集中します。まずはゆっくりと10回を1回とし3セット、慣れてる方はペースを少し早くして30回を1回として行いましょう。日常で行うタイミングは朝起きた時、またヨガの練習をする前です。頭がスッキリし鼻の通りも良くなります!またカパラバディのあとは呼吸が深まりエネルギーの流れが良くなるのでチャクラの活性化にもつながります。さらには内臓機能のアップ、お腹まわりの筋肉の強化など嬉しいことばかりですよ◎

断食(ファスティング)
こちらはアーユルヴェーダの概念が強いのですが目的は溜め込んだ老廃物や毒素の排出、内臓を休め本来の消化力を取り戻す、精神的な成長(欲に対しての執着の手放し・忍耐力の向上)、鈍った五感の活性化、脳のデトックスなど。本格的な断食は4〜6日と長期で取り組みますが、こちらはかなりハードルが高いので、日常に取り入れるには食間を12〜16時間空けるやり方、もしくは1日断食からが取り入れやすそうですね!
短期の断食でも内臓を休ませるには十分です。また断食中は水分をこまめに摂り、口がさみしい時はハーブティーなど味がついているものを飲んでリラックスして過ごします♪

最後に
自然界が春に向けエネルギーバランスを変えていく中で出る不調(例えば、身体の重たさ、だるさ、眠気、やる気が出ないなど)は、しっかりと身体を動かしてあげることで改善されることが多いですので、そんな時にこそ心を強くして意識的に身体を動かし呼吸を整えましょう◎

それに加えて浄化法を日々の生活の中へ取り入れ、冬季に溜め込んだものを浄化し、軽やかなカラダとココロで春を迎える準備をしてみてはいかがでしょうか✨

ここでは簡単にまとめてしまったので、やり方など詳しく聞きたい時はクラスで聞いてくださいね^^