究極の安らぎのポーズと言われる「シャヴァーサナ」
心身をリラックスさせるため、いつもクラスの最後に仰向けで行うポーズですが、皆さん気持ち良く出来ているでしょうか?
ただ横になるだけなのでとても簡単そうに見えますが、意識を保った状態で全身の力を抜き思考を止めるのは意外と難しく、毎回の練習によって変化・発展しうる奥の深いポーズです。
今月はそんなシャヴァーサナを気持ち良くとるためのコツを紹介してみたいと思います^^
①全身の力を抜いてリラックス
マットにコロンと寝転んで仰向けの姿勢に。足はマット幅くらい広げて、腕の付け根を外側へ回し胸を開くのと同時に背中も広くマットへ。
そこから、肩や首、身体の背面、顔を緩める。
※もし、身体の力が上手く抜けない場合は身体を軽く揺らしてみるといいです◎
※腰が痛い場合は膝を立てておきます。
②呼吸を使ってさらにリラックス
とくに吐く息の時にふぅーと意識的に力を抜いていきます。
③思考を休ませる
クラスが終わったら何を食べよう?とか私達、人は常に思考が動きがちです。もし考え事などが頭に浮かんだらそこを深掘りせずに呼吸のリズムやマットに沈んでいく体の重さを感じるようにしましょう。
④感情を受け入れ手放す
私達、人には怒りや喜び、悲しみといった感情と感情を上手くコントロールするための意識があります。その意識が感情に振り回されてしまうと心身ともに疲弊してしまいます。
ヨガの最終目標は意識の力で感情をコントロールし、心の平安を保つことにあります。シャヴァーサナはまさにそれが出来るようになるためのポーズです。
ついつい過去の出来事を思い出して嫌な気分になってしまったり、苦しい・悲しいなどの感情がある時には無理矢理その気持ちを手放すのではなく先ずはその感情を受け入れることから。
そのあと③と同様に呼吸や身体に意識を向けていくと自然と感情が弱まっていきます。
またポーズ中、寝てしまっても良いのか?とよく聞かれます。
答えとしては寝てしまってもOK。
ですが!
寝ない状態でキープする深いリラクゼーションのシャヴァーサナも非常に気持ちが良いものです。
ぜひ、クラスで行うときにはなるべく意識がある状態のままリラックスを深める練習をしてみましょう😃